2023.10.28
序
今回は福井に旅行にきました。
滋賀県に引っ越してすぐのうちは、やはり京都を堪能したくて週末はそちら側にばかり訪れていました。
平日は当然そんなに出掛けてばかりもいられないので、近所で晩御飯だけ食べたりして済ますことが多いのですが、晩御飯といえば今の住んでいるあたりではなかなか新鮮なお刺身に巡り合えなくて、新鮮で美味しい魚が食べたいなあ~。なんていう気分が募ってしまったことがありました。
多分私の探し方が悪いので、新鮮な魚を取り扱っていうところもあるはずなのですが、お肉は有名な「近江牛」を扱っているお店はすぐに見つかって、お肉には困らなかったのですが・・・。
そんなある日、「日本海側の福井県まで行けば新鮮な魚を食べられるのでは」ということで、以前一念発起して日帰りで福井県に行って海鮮丼をいただいたことがありました。
その時は海鮮丼を食べるのがメインだったのもあり、日帰りだったし、コロナ禍だったこともあり、他のところはそんなに寄らずにまっすぐ帰ってきましたが、今回はコロナ禍も一段落したところで宿を予約して色々なところを巡ろってみようということになりました。
福井までの道のりはほとんど山道の一本道をひたすら走っていくのですが、この辺りが北関東の山道のようで懐かしい。ほとんど信号もなく、近くはないのですが、あまりストレスなく向かうことができます。
実際に訪れてみて
そんな山道を越えたところで、今回の旅行の1か所目の目的地に到着しました。
「若狭瓜割名水公園 瓜割の滝」
国道27号線を西に走っていると奥さんの「ここだ!」という声で見てみると交差点に看板が。
そこを左折して少し細い道を走っていくと、右手にお土産屋さん、左手に駐車場がありました。駐車場は10台強は停められたでしょうか。駐車場に隣接して水汲み場があり、そちらで水を汲んでいる方の車が何台か泊っていたので、そちらに迷惑を掛けないように少し離れて車を停めました。

私は知らなかったのですが、こちらのお水はとても美味しいらしく、
名水百選「おいしさが素晴らしい名水部門」第2位
出典:環境省ホームページ (環境省 名水百選ポータル 名水百選総選挙 おいしさが素晴らしい名水部門)
となっているらしいです。次回は挑戦したいところです。
駐車場から「若狭瓜割名水公園」内を歩いて進んでいくと、鯉がいる池があったり、水車小屋があったりして、やはり水に所縁のある所だなという感じ。その日はあまり人も多くなくて、落ち着いて歩いて行けました。


かなり近くで見ることができる鯉をしばらく眺めた後で「若狭瓜割名水公園」をさらに奥に行くとお堂があり、一応手を合わせてからさらに進みます。

ここまでくると、山の中というか森の中というか完全に緑に包まれた空間の先に目的の「瓜割の滝」があるということです。
正直奥さんに「瓜割の滝に行きたい」と言われたときはそこまで乗り気ではありませんでした。
北関東にも滝はあり、何か所かに行ったことがあります。
「華厳滝」とか「袋田の滝」とか「吹割の滝」とか。正直にいうと規模からそういう北関東の滝のほうが大きいのではないか。そう思っていました。
でもそういったところとはちょっと趣が違うことが進んでいくと、分かりました。
周りを木々に囲まれたあまり人が多くない静かな道を進んでいくとありました。

確かにそんなに大きくはないのですが、言葉や写真では伝えきれない神秘性がありました。
水の音だけが聞こえてくる静かな森のなかの、少しひんやりとした空気が何とも言えない清らかな雰囲気でした。
距離的にも私にとっては遠すぎず、近すぎずちょうど良い。クタクタになるほどではありませんが、森の中を程よく歩いて本当に気持ちいい感じです。
木々と水に囲まれた空気をたくさん深呼吸してきました。
若狭瓜割名水公園 瓜割の滝 基本情報
住所 | 福井県 三方上中郡 若狭町 天徳寺 |
駐車場 | 有 |
参考にさせていただいたサイト
爪割の滝|観光ガイド|若狭の旅 | https://www.wakasa-mikatagoko.jp/search/entry/tourism-009.html |
環境省ホームページ | 環境省 名水百選ポータル 名水百選総選挙 おいしさが素晴らしい名水部門 |
※こちらの記事内の情報は2023年10月時点のものになります。詳細については各施設・店舗へ最新の情報をご確認ください。
当サイトは個人ブログなので個人の日常を記したものであり、記事内容の表現につきましてはあくまでも個人の感想です。
コメント